東大教養囲碁講座 ゼロからわかりやすく (2007)

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2018.5.16  更新2018.5.20

 東大教養部は、2005年度冬学期に、全学自由研究ゼミ「囲碁で養う考える力」を開講し、

2006年夏学期以降は、全学体験ゼミ「囲碁で養う考える力」として、毎学期実施しています。

2018年度も継続しているようです。

また、いくつかの他の大学でも、開講されているようです。

この本は、ゼミのテキストとして作成され、ゼミに持参することが求められています。

 この本は、独習用としても使えるように配慮した と書かれているので、私も、読むことにしました。

 

 なお、東大教養部では、「将棋で磨く知性と感性」というゼミも開講したようですので、将棋ファンの私も一安心です。

   http://shogi.c.u-tokyo.ac.jp/news/

 

 さて、この本では、最初に使用する 6路盤 についての説明がありますが、

6路盤については、わたしなりに解説した頁を作りましたので、ここでは、ふれません。

     https://think0298.stars.ne.jp/6roban.html  

 また、囲碁の学習の前に、石埋め碁(純碁)を使った学習がなされますが、純碁についても、わたしなりの説明の頁を

作りましたので、ここでは、ふれません。

     https://think0298.stars.ne.jp/jungo.html  

 

 そこで、この本の9路盤、19路盤を使った解説について、これから、じっくり勉強して、解説する予定です。

 第3章から始めます。  

 

 9路盤の模範対局

 棋譜を2手ずつ再生しますので、この対局を覚えましょう。頭の画像認識の最適な練習になると思います。

 

1.黒7三、2.白3七   最初は、互いに、隅に打ちます。

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一+++++++++
二+++++++++
三++++++++
四+++++++++
五+++++++++
六+++++++++
七++++++++
八+++++++++
九+++++++++

 

3.黒7七、4.白3三   残りの隅に打ちます。

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一+++++++++
二+++++++++
三+++++●++
四+++++++++
五+++++++++
六+++++++++
七++○+++++
八+++++++++
九+++++++++

  

5.黒6五、  自分の石をつなげるように打ちます

6.白3五   白も、同様に、つないで打ちます。

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一+++++++++
二+++++++++
三++○+++●++
四+++++++++
五+++++++
六+++++++++
七++○+++●++
八+++++++++
九+++++++++

  

7.黒4三、  白石にくっつけて打ちます

8.白4四   白は、白3三にハネて受けます。3五にも白石があるので、フクラミ の形です。

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一+++++++++
二+++++++++
三++○++●++
四++++++++
五++○++●+++
六+++++++++
七++○+++●++
八+++++++++
九+++++++++

  

9.黒5三、  黒4三にツナぎ、黒7三に向かってヒキます。

10.白4二   白は、上辺にできてきた黒の地に、入れて下さいと打ちます。 

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一+++++++++
二++++++++
三++○●+●++
四+++○+++++
五++○++●+++
六+++++++++
七++○+++●++
八+++++++++
九+++++++++

  

11.黒5二、  白4二に対し、入れませんと打ちます。

12.白3二   白は、3二を守ります。 

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一+++++++++
二++++++
三++○●●+●++
四+++○+++++
五++○++●+++
六+++++++++
七++○+++●++
八+++++++++
九+++++++++

   

13.黒5七、  場所を変えて、広くあいているところに打ちます。

14.白4八   白は、第二線に、入れて下さいと打ちます。

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一+++++++++
二++○○●++++
三++○●●+●++
四+++○+++++
五++○++●+++
六+++++++++
七++○++●++
八++++++++
九+++++++++

   

15.黒5八、  白4八に対し、入れませんと打ちます。

16.白5九   白は、更に、入れて下さいと打ちます。

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一+++++++++
二++○○●++++
三++○●●+●++
四+++○+++++
五++○++●+++
六+++++++++
七++○+●+●++
八+++○++++
九++++++++

   

17.黒6九、  白5九に対し、入れませんと打ちます。

18.白4九   白は、アタりになった白5九を守って打ちます。

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一+++++++++
二++○○●++++
三++○●●+●++
四+++○+++++
五++○++●+++
六+++++++++
七++○+●+●++
八+++○●++++
九++++++

   

19.黒6八、  ナナメを守って打ちます。

20.白5一   白は、場所を変えて、上の第一線に入れて下さいと打ちます。

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一++++++++
二++○○●++++
三++○●●+●++
四+++○+++++
五++○++●+++
六+++++++++
七++○+●+●++
八+++○●+++
九+++○○●+++

   

21.黒6一、  入れませんと打ちます。

22.白4一   白は、白5一のアタリを守って打ちます。

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一++++++
二++○○●++++
三++○●●+●++
四+++○+++++
五++○++●+++
六+++++++++
七++○+●+●++
八+++○●●+++
九+++○○●+++

   

23.黒6二、  ナナメを守って打ちます。

24.白5四   白は、中央に、入れて下さいと打ちます。

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一+++○○●+++
二++○○●+++
三++○●●+●++
四+++○++++
五++○++●+++
六+++++++++
七++○+●+●++
八+++○●●+++
九+++○○●+++

   

25.黒6四、  入れませんと打ちます。

26.白4六   白は、自分の陣地を拡げるために、打ちます。

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一+++○○●+++
二++○○●+++
三++○●●+●++
四+++○○+++
五++○++●+++
六++++++++
七++○+●+●++
八+++○●●+++
九+++○○●+++

   

27.黒4七、  黒が、打ち込みますが

28.白3八   白は、ナナメを守って、打ちます。

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一+++○○●+++
二++○○●+++
三++○●●+●++
四+++○○+++
五++○++●+++
六+++○+++++
七++○
●+●++
八++○●●+++
九+++○○●+++

   

29.黒5五、  5五に白が打つと、4五が白の地となるので、黒が打ちます。

30.白4五   黒が侵入してくるのをさけるために、打って、地を守ります。

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一+++○○●+++
二++○○●+++
三++○●●+●++
四+++○○+++
五++○●+++
六+++○+++++
七++○●●+●++
八++○○●●+++
九+++○○●+++

   

31.黒5六、  これで、陣地が確定し、終局です。

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一+++○○●+++
二++○○●+++
三++○●●+●++
四+++○○+++
五++○○●●+++
六+++○++++
七++○●●+●++
八++○○●●+++
九+++○○●+++

  黒の地は、28目、白の地は、22目で、黒の6目勝ちです。

  

 この最初に学んだ模範対局の棋譜を、記憶して、初手から並べることができるようにするのは、

囲碁学習の重要なステップだと思います。

 COSMI のホームページには、オンライン棋譜ビュアー の機能があります。

 棋譜を張り付けるフォームがありますので、そこに、以下の棋譜を張り付けてください。

(;GM[1]FF[4]PB[Black]PW[White]SZ[9]RE[B+6]
;B[gc];W[cg];B[gg];W[cc];B[fe];W[ce];B[dc];W[dd];B[ec];W[db]
;B[eb];W[cb];B[eg];W[dh];B[eh];W[ei];B[fi];W[di];B[fh];W[ea]
;B[fa];W[da];B[fb];W[ed];B[fd];W[df];B[dg];W[ch];B[ee];W[de]
;B[ef])

 フォームの下の、棋譜を再生する ボタンを押すと、9路盤が表示されますので、

下の右向き三角を押して、棋譜を再生してみて下さい。

石の打つ位置を 3三 というような座標で覚えなくとも、盤面上で、次の手の位置を予想し、

そこに石が表示されれば、記憶は正確ということでいいと思います。

 今の盤面から、3手戻ったときの盤面なども、頭の中の画像として再現できるようになればすばらしいと思います。

 

 さて、続いて、相手の陣に、更に打ち込んでいったら、どうなるかの確認をします。

32.白8三、  白は、黒の陣地の中に白の陣地を作ることを目指します。

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一+++○○●+++
二++○○●+++
三++○●●+●
四+++○○+++
五++○○●●+++
六+++○++++
七++○●●+●++
八++○○●●+++
九+++○○●+++

  

33.黒8四、  白をとじこめる手です。

34.白8三、  白は、広がろうとします。

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一+++○○●+++
二++○○●
三++○●●+●
四+++○○
五++○○●●+++
六+++○++++
七++○●●+●++
八++○○●●+++
九+++○○●+++

  

35.黒7二、  白をとじこめる手です。

36.白8一、  白は、広がろうとします。

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一+++○○●+
二++○○●
三++○●●+●
四+++○○
五++○○●●+++
六+++○++++
七++○●●+●++
八++○○●●+++
九+++○○●+++

  

37.黒9三、  白をとじこめる手です。

38.白9二、  白は、広がろうとします。

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一+++○○●+
二++○○●●●○
三++○●●+●
四+++○○
五++○○●●+++
六+++○++++
七++○●●+●++
八++○○●●+++
九+++○○●+++

  

39.黒9四、  白をとじこめる手です。

 123456789
一+++○○●+
二++○○●●●○○
三++○●●+●○●
四+++○○
五++○○●●+++
六+++○++++
七++○●●+●++
八++○○●●+++
九+++○○●+++

 白の4子は、取られてしまうことが明瞭となり、ここで、終局となりました。

 この白の4子は、死に石として、白の陣を埋めます。

 黒も、自分の陣に、4子打ちました。

 どちらの地も、4子減ったので、黒の6目勝ちに、変化はありませんでした。

 相手の陣地の中に、自分の陣を作る試みが、すべて失敗するかどうかは、わかりません。

わからないうちは、積極的に入っていきましょう と、このテキストは、勧めています。

 

 

 19路盤の模範対局

 9路盤の模範対局に馴れてきたら、19路盤で、129手の模範対局に進みます。

 こちらも、勉強に役立つように、1手1手のリストを作り、棋譜をビュアーで再生できるようにしました。

 各手の解説をなるべく詳しくつけていますが、まだ、未完成で、不完全です。

 

001 ●1604 B[pd] 星に打ちました

002 ○0403 W[dc] 小目に打ちました

003 ●1616 B[pp] 星に打ちました

004 ○0316 W[cp] 小目に打ちました

005 ●1610 B[pj] 三連星という構えです

006 ○0517 W[eq] 小ゲイマジマリです。小桂馬の位置に打って、戸ジマリする 手で、この隅を地にします

007 ●0309 B[ci] ワリウチです。

008 ○0305 W[ce] 小ゲイマジマリです。小桂馬の位置に打って、戸ジマリする の意です。

009 ●0312 B[cl] ●0309と二間ビラキです。三間ビラキは、広すぎて、間に打たれる可能性が゜あります。

010 ○1403 W[nc] ●1604 への小桂馬ガカリで、黒の陣地づくりを邪魔します。

011 ●1606 B[pf] 白が●1604に離して打ってきたので、黒も一間離して打ち、陣地づくりを進めます。

012 ○1602 W[pb] 隅に入れて下さいと打ちます

013 ●1703 B[qc] 入れませんと打ちます

014 ○1103 W[kc] ○1403 に二間ビラキで打ちます。上辺の陣地を守る手です。

015 ●1017 B[jq] 白が上辺に広げたので、黒は下辺への展開を目指します

016 ○1717 W[qq] 白は右下の三三の位置に、荒らしに入ります

017 ●1716 B[qp] 黒は、広い方からオサエを打って、進路を止めます

018 ○1617 W[pq] 白のフトコロ(自分のスペース)を拡げる手です

019 ●1517 B[oq] ハネて、止めます

020 ○1518 W[or] ハネて、応じます

021 ●1417 B[nq] ノビます

022 ○1418 W[nr] ノビます

023 ●1317 B[mq] ノビます

024 ○1816 W[rp] 場所を変えて、フトコロを拡げます

025 ●1815 B[ro] 押さえます

026 ○1817 W[rq] ナナメをツギで守ります

027 ●1714 B[qn] ナナメをカケツギで守ります。

028 ○1405 W[ne] 上辺の白を盛り上げ、右辺の黒を狭めようという手です。

029 ●1406 B[nf] ○1405にツケました

030 ○1306 W[mf] ハネました

031 ●1407 B[ng] ノビました

032 ○1308 W[mg] ノビました

033 ●1308 B[mh] ハネました

034 ○1208 W[lh] ハネました

035 ●1209 B[li] 再びハネました。二段ハネといいます。

036 ○1309 W[mi] ナナメをキリました

037 ●1408 B[nh] ●1308がアタリになったので、防ぎます

038 ○1109 W[ki] ●1209をアタリにします

039 ●1210 B[lj] アタリを防ぎます

040 ○1108 W[kh] ナナメを守ります

041 ●1110 B[kj] 白の進路を止めます

042 ○0408 W[dh] 白は場所を変えます。B0309に影響させながら、上辺を盛り上げます

043 ●0308 B[ch] 左辺の黒地を守ります

044 ○0405 W[dg] 自分の石に手を伸ばすように打ちます

045 ●0409 B[di] マガリです

046 ○0509 W[ei] ハネます

047 ●0510 B[ej] ハネます

048 ○0609 W[fi] 白は上辺一帯に大きな模様を作ることができました

049 ●0910 B[ij] 下辺から中央にかけての黒模様を広げながら、上辺の白模様に入れて下さいと打ちます

050 ○0908 W[ih] 入れませんと打ちます。最終的な境界線を予想して、少し控えて打ちます

051 ●0717 B[gq] 中央の境界線がほぼ決まり、場所を移します。

052 ○0314 W[cn] 黒が離れて打ってきたので、自分も離して打ちます

053 ●0610 B[fj] ○0314を打たれて、左辺の黒が弱くなったので、補強します

054 ○0709 W[gi] ツナぎます

055 ●0710 B[gj] ツナぎます

056 ○0716 W[gp] 場所を変えて、白地を増やす手です

057 ●0816 B[hp] 入れませんと、ハネます

058 ○0715 W[go] ツナぎます

059 ●0617 B[fq] 下辺の黒地を守ります

060 ○0516 W[ep] ツナいで、白を守ります

061 ●0815 B[ho] 黒地を守ります

062 ○0714 W[gn] ノビを打って守ります

063 ●0814 B[hn] ノビて、境界を固めます

064 ○1318 W[mr] この場所に黒を打たれるとまずいので、打ちます

065 ●1218 B[lr] ハネます

066 ○1702 W[qb] 入れて下さい

067 ●1802 B[rb] 入れませんと、押さえます。

068 ○1603 W[pc] 反対側に曲がって打ちます。境界を固める手です。

069 ●1704 B[qd] キリを防いでツギます

070 ○0713 W[gm] 入れてください

071 ●0813 B[hm] 入れません

072 ○0307 W[cg] 白地を守る大きな手です

073 ●1505 B[oe] 黒地を守ります

074 ○1404 W[nd] 白地を守ります

075 ●0213 B[bm] ●0312を基にしたヨセの手です

076 ○0214 W[bn] 守ります

077 ●0618 B[fr] 先手をとりたいときのヨセ方です

078 ○0518 W[er] 守ります

079 ●0519 B[es] ハネます

080 ○0419 W[ds] ハネます

081 ●0619 B[fs] ツギます

082 ○0418 W[dr] ツギます

083 ●0208 B[bh] 左辺のヨセを始めます

084 ○0207 W[bg] 守ります

085 ●0107 B[ag] ハネます

086 ○0106 W[af] ハネます

087 ●0108 B[ah] ツギます

088 ○0206 W[bf] ツギます

089 ●0114 B[an] 左辺下方のヨセに移ります

090 ○0115 W[ao] 守ります

091 ●0113 B[am] ツギます

092 ○0215 W[bo] ツギます

093 ●1319 B[ms] 下辺のヨセに移ります

094 ○1419 W[ns] 守ります

095 ●1219 B[ls] ツギます

096 ○1618 W[pr] ○1617 ○1518 のナナメを守ります

097 ●0413 B[dm] 左下の隅の白地に、入れてくださいと打ちます

098 ○0514 W[en] すこし控えて、入れませんと打ちます

099 ●0809 B[hi] 上辺の白地に入れた下さいと打ちます

100 ○0808 W[hh] 入れませんと打ちます

101 ●0712 B[gl] 左下隅の白の地の境界を狭めます

102 ○0313 W[cm] 別位置の白の境界を埋めます

103 ●0212 B[bl] 0212に、白を打たれるとまずいので、守ります

104 ○0612 W[fl] 白の境界に打ちます

105 ●0611 B[fk] 守ります

106 ○0512 W[el] 白の境界に打ちます

107 ●0412 B[dl] ナナメをツギます

108 ○1801 W[ra] 上辺の白の地の右端に打ちます

109 ●1902 B[sb] 守ります

110 ○0511 W[ek] 入れて下さい

111 ●0411 B[dk] 入れません

112 ○0909 W[ii] 白の境界を埋めますが、●0809にアテています。

113 ●0810 B[hj] ●0809 がアタリになったので、守ります

114 ○0414 W[dn] 左下隅の白の地の境界です

115 ●0513 B[em] ここを埋めて、白の地を一つ減らしますが、白3子にアテています。

116 ○0613 W[fm] 3子がアタリなので、守ります

117 ●0617 B[fp] 入れてくたせさい

118 ○0615 W[fo] 入れません

119 ●1504 B[od] 黒の境界です

120 ○1503 W[oc] 入れません

121 ●1009 B[ji] 黒の境界です

122 ○1008 W[jh] 入れません

123 ●1010 B[jj] 黒のアタリを守ります

124 ○1915 W[so] 白の境界です

125 ●1914 B[sn] 入れません

126 ○1916 W[sp] ナナメをツギます

127 ●1803 B[rc] ナナメをツギます

128 ○1701 W[qa] ナナメをツギます

129 ●1901 B[sa] ダメをつめます

  

 COSMI の、オンライン棋譜ビュアー 用の棋譜は、以下のとおりです。

 棋譜を張り付けるフォームに、張り付けてください。

(;GM[1]FF[4]PB[Black]PW[White]SZ[19]RE[B+6]
;B[pd];W[dc];B[pp];W[cp];B[pj];W[eq];B[ci];W[ce];B[cl];W[nc]
;B[pf];W[pb];B[qc];W[kc];B[jq];W[qq];B[qp];W[pq];B[oq];W[or]
;B[nq];W[nr];B[mq];W[rp];B[ro];W[rq];B[qn];W[ne];B[nf];W[mf]
;B[ng];W[mg];B[mh];W[lh];B[li];W[mi];B[nh];W[ki];B[lj];W[kh]
;B[kj];W[dh];B[ch];W[dg];B[di];W[ei];B[ej];W[fi];B[ij];W[ih]
;B[gq];W[cn];B[fj];W[gi];B[gj];W[gp];B[hp];W[go];B[fq];W[ep]
;B[ho];W[gn];B[hn];W[mr];B[lr];W[qb];B[rb];W[pc];B[qd];W[gm]
;B[hm];W[cg];B[oe];W[nd];B[bm];W[bn];B[fr];W[er];B[es];W[ds]
;B[fs];W[dr];B[bh];W[bg];B[ag];W[af];B[ah];W[bf];B[an];W[ao]
;B[am];W[bo];B[ms];W[ns];B[ls];W[pr];B[dm];W[en];B[hi];W[hh]
;B[gl];W[cm];B[bl];W[fl];B[fk];W[el];B[dl];W[ra];B[sb];W[ek]
;B[dk];W[ii];B[hj];W[dn];B[em];W[fm];B[fp];W[fo];B[od];W[oc]
;B[ji];W[jh];B[jj];W[so];B[sn];W[sp];B[rc];W[qa];B[sa])

 この棋譜データを、sgfファイルにすると、Kiin Editor などの棋譜ビュアーでも、見ることができます。

Kiin Editor は、日本棋院の以下のサイトで入手できます。

  https://www.nihonkiin.or.jp/teach/kiin_editor/

2023.06.11

 本日、74歳になりました。ほぼ5年前に書いた、この頁に戻ってきました。

65歳の第二の人生の開始に際して、詩吟や、太極拳や、謡、楽器演奏などいろんな趣味を始めましたが、

囲碁もその一つでした。

 囲碁は、殆ど進歩しないまま、ほぼ、忘れ去っていましたが、

最近、NHK+のおかげで、日曜日の将棋講座や、囲碁講座が、当日見逃しても、視聴できるようになったことと、

将棋や囲碁のトーナメント時に、AIによる候補手と形勢判断の表示がでるようになったことで、

トーナメント視聴の面白さが革命的に向上したこともあって、

是非、死ぬまでに、囲碁の面白さがわかるようになりたいという意欲が、また、湧いてきました。

 将棋は、勝負の目的が、相手の王様を詰ますことと、極めて明快なのに、

囲碁は、入門時は、石取りゲームだったのに、いつのまにか、陣取りゲームになり、

陣取りゲームにおいても、相手の陣に打ち込むことは、可能なのに、

打ち込んでも、陣地の拡大にはならないという判断で、試合を終わらせたり、

陣取りゲームは、最終盤に、けっこう逆転があり、半目程度の差で決まることが多いのに、

NHKの囲碁トーナメントを見ていると、殆どが、どちらかが降参して、中押しで、勝ち負けが決まるので、

囲碁というのは、きわめて、勝ち負けが、不明瞭なゲームだなという印象がますます強くなりました。

 幸い、この本は、石埋め碁、すゆわち、純碁と、ふつうの囲碁についても、説明されており

終局の様子にも詳しいので、

純碁オプションがあり、終局処理に詳しいコンピュータ・ソフトであるCOSUMIを使いながら、

再度、囲碁の習得に挑戦しようと決心した次第です。

 まず、COSUMI の使用法を思い出すことから、始めたいと思います。

 

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一+++++++++
二+++++++++
三+++++++++
四+++++++++
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六+++++++++
七+++++++++
八+++++++++
九+++++++++

 

 

ご意見等がありましたら、think0298(@マーク)ybb.ne.jp におよせいただければ、幸いです。

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