いろは歌

2015.11.24

いろはにほへと ちりぬるを

わかよたれそ つねならむ

うゐのおくやま けふこえて

あさきゆめみし ゑひもせす

 

原文    色は匂へど 散りぬるを
現代語訳 (花の)色は匂えども 散ってしまうが

原文    我が世 誰ぞ 常ならむ
現代語訳 我々の世においても 誰が不変だろうか

原文    有為の奥山 今日越えて
現代語訳 有為の奥山を今日も越えて

原文    浅き夢見じ 酔ひもせず
現代語訳 浅い夢は見ないでおこう。(夢に)酔いもしないで

説明 「散りぬるを」の「を」は、接続助詞で、活用語の連体形につき、〜のに(逆接)、〜ので(順接)、もしくは単純接続を表す。

    「有為の奥山」は、この世のすべての現象を、迷いやすく越えにくい奥山にたとえたもの

    「見じ」の「じ」は、打消しの推量・意志をあらわす助動詞で、見ないようにしようという意味になります。

    「じ」は、助動詞「む」の否定と考えられますが、助動詞「べし」の否定が「まじ」で、「じ」よりも強い意味合いになります。

    「まじ」は、現代語では、「まい」となり、行くまい などと使われます。

 

翻訳 古典文法ハンドブック

花の色は美しく照り映えていても、やがて散ってしまうが

私たちの生きる世も 誰がいつまでも生き続けられようか。

この無常で迷いやすい奥山を今日も越えて

浅はかな夢を見ないでおこう。夢に酔うこともしない。

 

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