朝日新聞社説 杉田水脈氏 もう議員の資格はない (2023.09.23) |
2023.11.24
朝日新聞デジタル版で、上記社説を読むことができます。
2023年9月23日 5時00分
(社説) 杉田水脈氏 もう議員の資格はない
https://www.asahi.com/articles/DA3S15748940.html
朝日新聞が、人権無視の差別主義者であることを、まるだしの記事です。
まず、記事全体を、再掲します。
現職の国会議員が、公の機関から「人権侵犯」を認定されるとは、驚きあきれる。
重く受け止めるなら、ただちに反省の弁を述べるのが当然なのに、それもしない。
過去の謝罪が本心だったか疑わしく、もはや、議員を続ける資格はないと言うほかない。
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員の2016年のアイヌ民族に関するブログへの投稿が、人権侵犯にあたると、札幌法務局が認定し、人権を尊重するよう「啓発」を行ったことが明らかになった。
国連の会議に日本から参加した人たちを「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。
完全に品格に問題があります」などと表現。当事者の女性が、救済を申し立てていた。
杉田氏は、同性カップルを念頭に「『生産性』がない」と雑誌に寄稿したり、性暴力対策などを議論する党の会合で「女性はいくらでもウソをつける」と発言したり、人権感覚が疑われる言動を再三、繰り返してきた。
昨年夏、岸田内閣の総務政務官に起用されると、国会などで厳しい批判を浴び、ブログへの書き込みについては、総務相の指示を受け、謝罪、撤回した。
ただ、「私のつたない表現で差別したかのように伝わってしまった」と、差別とは認めていなかった。
今回の法務局の事実認定と啓発をどう受け止めたのか、救済を申し立てていた人たちにどう向き合うのか。
杉田氏の事務所は「ノーコメント」で、本人の口からは、いまだに何の説明もない。
公職にある者としての最低限の務めを放棄している。
4年前にできたアイヌ施策推進法は、アイヌの人々が誇りを持って暮らせる社会の実現をうたい、差別を禁じている。
国会議員が自らその理念を踏みにじることは許されない。
在日コリアンの人たちへの差別意識も看過できない。
自民党の責任は極めて重い。人権意識に欠け、多様性の尊重という社会の流れにも逆行する信条の持ち主と知りながら、野党の落選議員だった杉田氏を引き入れ、衆院選の比例区名簿で優遇し、2度当選させた。
ここに及んでなお誠実に対応しない杉田氏を守り続けるなら、人権侵犯に加担していると見られても仕方あるまい。
インターネット上での誹謗(ひぼう)中傷が社会問題となるなか、政府は省庁を越えて対策に苦慮している。
少数派を攻撃して平然としている与党議員を放置し続けるのか。いったんは杉田氏を政務官に起用した、岸田首相の人権感覚もまた問われている。
この記事は、朝日新聞の偏向を明確に示す記事として、記憶にとどめるために、
私のHPにとりあげて、反論を書くつもりでいましたが、遅れていました。
今回、法務省が、法務局に対して、手続きが不備であったと通知するという事件を、
産経新聞が報道し、今回の法務局の所業が、大問題になりましたので、
産経新聞の記事を紹介するとともに、この過去記事も、アップすることにしました。
本件は、「アイヌの民族衣装のおばさん」と揶揄すると、アイヌを揶揄したことになるという
おそろしい事件です。
つい、「シンデレラのコスプレおばさん」と、おばさんを揶揄した人がいたとして、
当のおばさんが、その人を法務局に人権が侵害されたと訴えたとすると、
法務局は、その人に、内密に通知して、人権を尊重するようにと啓発を行うのですが、
それをマスコミが、誰それは、シンデレラを揶揄したとんでもない差別主義者だと
大々的に報道するというおそろしい事件になってしまうのです。
なんで、天下のマスコミが、こんな無茶な断罪を、はずかしげもなく、堂々と展開するのか、
不思議でなりません。
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