2015.1.23 corrected 2015.1.26
You may be aware that the usage of Yes and No for answering negative questions in English is different from the usage in the Japanese language.
When you are asked "Didn't you go?" in case you didn't go, the Japanese answer is "Yes, I didn't go", but the English answer is "No, I didn't go." In case you did go, the Japanese answer is "No, I went.", and the English answer is "Yes, I went."
We Japanese understand that the usage of Yes and No is to answer "Yes, that is right.", and "No, that is wrong." for any question. And then English usage of Yes and No for negative questions is beyond our comprehension.
We answer simply with Yes or No to the questions made in quizzes or interviews. This is where a big problem occurs if the question is in negative sentence form. For a quiz problem such as "Osaka is not a capital of Japan. Yes or No?", we Japanese answer Yes. The answer is No in the English sense, but that is wrong in Japan. In recent quiz programs, the choice of answer is preferred to be ○ or × instead of Yes or No.
This problem will not happen if you make questions in positive form. I heard that the sentence "I don't think he went." is more natural in English than the sentence "I think he didn't go." I don't know the reason for this, but I suppose that it will reduce the inherent confusion of negative sentences.
In usual conversations in Japanese, we sometimes answer to negative questions in the following way.
Is't there a police box near here? Yes, there is one.
Wouldn't you have some tea? Yes, I'd love to.
Regardless of being asked in negative form "Isn't there ?" or in positive form "Is there ?", we answer "Yes, there is." as in the English way.
There is another case where Yes and No contradict, which is caused in a little different context.
Would you mind my sitting here?
Japanese people answer "Yes", intending to mean "Yes, please sit down." But this won't do. You are asked "Would you mind?", and then you have to asnwer "No, I don't mind."
英語で否定疑問文に対するYes Noの使い方が、日本語と違うのは、ご存知と思います。
行きませんでしたか? Didn’t you go?
はい、行きませんでした。 No, I didn’t go
いいえ、行きました。 Yes, I did go.
質問に対して、はい、そうです。いいえ、違います。 と答えるのが、「はい」、「いいえ」の使い方だと理解している日本人とって、英語のYes, Noの使い方は、なかなか理解できません。
クイズや、インタビューの質問に、YesかNoで答えることがありますが、質問が否定文であった場合に、大きな問題が発生します。
大阪は日本の首都ではない。Yesか、Noか。と質問されると、日本人は、Yesと答えます。当然、英語ではNoが答えですが、日本では間違いとなってしまいます。最近は、Yes, Noではなく、○か×かという選択肢になっているようです。
質問には、肯定文を使うと、この問題は発生しません。I think he did not go. という文章よりも、I don’t think he went. という文章のほうが英語的だということを聞いたことがあります。何故そうなのかについては、よくわかりませんが、否定文による混乱を避けるためなのかもしれません。
日本の通常会話で、否定疑問文に対して、次のように答えることがあります。
この近くに、交番はありませんか。はい、あります。
お茶にしませんか? はい、(いただきます)。
交番はありますか? と聞かれても、交番はありませんか? と聞かれても、はい、ありますと答えるのは英語的ですね。
話はすこしずれますが、YesとNoが反対になる、もう一つの例があります。
Would you mind my sitting here? ここに、座ってかまいませんか。
日本人は、はい、どうぞ。と答えるつもりで、yesと答えてしまいますが、これはだめです。
これは、would you mind を構いませんかと訳すところに問題があります。英文では、構いますか、もしく、駄目ですかと聞いているわけですから、いいえ、構いませんよ。と答えるべきなのです。
2015.1.10
think の否定形には、以下のような反語的使い方があります。
Do you think so? そう思いますか?
Yes, I do. はい、そう思います。
No, I don’t think so. いいえ、思いません。
Don’t you think so? そう思いませんか?
Yes, I do. はい、そう思います。
No, I don’t think so. いいえ、思いません。
そう思いませんかと否定形で聞いても、肯定の答えを予想するのは、英語も、日本語も同じですね。
日本語で、交番はありませんか?と否定形で質問されたときの答え方についても、、質問された人は、質問した人が、交番はありますか のつもりで質問したことがわかるので、「はい、あります。」と答えるというのも、微妙な心の働きですね、
2015.1.23
英語には、付加疑問 (tag question) という語法があり、日本語と異なっています。
You went, didn't you?
日本語では、文末に か? をつけることにより疑問文になりますが、not は使いません。
行きましたか? You went, did you?
否定疑問文に対する感覚の違いは、このあたりにも由来するのかもしれませんね。
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