囲碁を考える |
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2018.5.10
突然、囲碁も、人工知能の方が、人間より強い時代になってしまいました。
AIのDeep Learning という技術を用いたアルファ碁という囲碁ソフトに、プロ棋士も、勝てなくなってしまったのです。
何年か前に、将棋のソフトが、将棋のプロ棋士に勝つようになりましたが、将棋のソフトは、新しい手を考えるのに役立つので、
プロ棋士でさえ、活用しています。
囲碁の世界も、全く、同様になってしまいました。
日本で開発されていた DeepZenGo という囲碁ソフトも、AIのDeep Learningという技術を導入して、格段に強くなりました。
DeepZenGo は、日本棋院のネット対局場 幽玄の間 で、対局できるようなのですが、
そのPC版が、天頂の囲碁7 Zen という名前でマイナビ社から販売されるようになり、私達の手許に届くようになったのです。
https://book.mynavi.jp/tencho7/
私は、囲碁よりも、将棋の方が好きでした。将棋の方が、劇的で、盤面が大きく変化し、一手間違えると、負けにつながります。
囲碁でも、石を取ったり取られたりしますが、将棋程、烈しくはありません。
そういう意味では、年を取ってから、初めてみようかなと、思っていました。
しかし、将棋も囲碁も、記憶力を必要とするゲームです。
何手か進めたあと、何手か元に戻す作業ができないと、上達しませんので、記憶力が必要です。
上級者は、初手から、並べ直すことができますし、プロ棋士は、過去のたくさんの棋譜を、記憶しています。
私は、頭の体操の一つとして、数独(ナンプレ)を、毎日のようにやっていますが、こちらは、記憶力は不要です。
ワーキングメモリー(作業記憶)を鍛える範囲でのトレーニングになります。
私は、将棋でも、数手もどって並べ直すとか、詰め将棋の問題を覚えて、頭の中で、並べるというような訓練をしたことはありません。
そういう訓練を、年をとってから始めるには、囲碁の方が、ハードルが低いかもしれません。
また、最初、人工知能のアルファ碁には、人間の打った棋譜を学習させました。
その棋譜には、永年、人類が積み上げて来た、布石の仕方が、つめこまれています。
ところが、アルファ碁ゼロは、人間の造った棋譜を必要とせず、アルファ碁ゼロ同士の戦いの中で、戦いかたを覚え、
アルファ碁 よりも強くなってしまいました。
アルファ碁ゼロ があみ出した、布石の仕方とは、どういうものか、非常に興味があるのですが、
最近出版されている、アルファ碁の棋譜の解説書を読んでも、さっぱり、わかりません。
そこで、おそまきながら、私も、囲碁の勉強を始めてみようと決心しました。
私は、バイオリンを上手には、弾けませんが、昔、練習したことがあるので、他人の演奏の上手下手がわかります。
囲碁や将棋も、岡目八目で、その対戦の面白さが感じられるようになるのが、一つの醍醐味だと思っています。
そこで、以下に、囲碁の解説書を少しずつ、作り上げていきたいと考えています。
囲碁の解説書は、何冊か読んでいますが、囲碁の戦いは、作った陣地の広さ比べだと書いてはあっても、
相手の陣地の中に、石をうったらどうなるか、というところまで、書いている本は、めったにありません。
どうせ、相手の陣に打ち込んでも、結局は、取られてしまうので、そんな無駄なことはしないで、終局させるのでしょうが、
陣地合戦の最中に、開いた地のところに、どのように布石してゆくかを含めて、
考え方の解説を書き上げる事ができたらなと希望しています。
2018.5.10
最初は、基本の基本から始めます。
石を取る
相手の石を、自分の石で囲むと、その石を取ることができます。
相手の石が、単独一個の場合は、4つの石で4方向を囲むと取ることができます。
相手の石が、複数個の場合、囲むためには、さらに多くの石が必要です。
隅、または、端 にある石の方が、囲むのは簡単です。
アタリ アタリの手 アタリの形
アタリ もしくは アタリの形 とは、あと、一手で、相手の石が取れる状態のことです。
石を打って、相手の石をアタリにすることを、アタリをかける または アテる といいます。
その手を、アタリの手 といいます。
アタリを仕掛けられた相手の石は、アタリになる といいます。
相手は、アタリとなった自分の石に、石をつないで打って、アタリをさけなければいけません。
着手禁止点 眼(め)
単独1個の石が、4方向を囲まれて取られ、真ん中に1個開いている状態を、一目開いていると呼びます。
その一目開いている場所に、相手が石を打っても、即取られる状態になるので、着手は禁止というルールがあります。
この着手禁止の一目を、眼と呼びます。
しかし、打つことにより囲んでいた石がとれて、呼吸点が確保できる場合は、打つことができます。
相手の白石を囲んで、白石を取ってできた眼は、白の着手禁止点ですが、、
囲んだ周りを白石で囲まれると、白石の着手禁止点が、突然、黒の着手禁止点になり、
そこに白石を打たれると、囲んでいた黒石が全部とられてしまうという悲劇が起こりますので、要注意です。
+++++ +++++ ++○++ ++○++
+++++ ++●++ +○●○+ +○+○+
++○++ +●+●+ ○●+●○ ○+○+○
+++++ ++●++ +○●○+ +○+○+
+++++ +++++ ++○++ ++○++
両アタリ
一手を打って、相手の二か所を同時にアタリにする
� � �� �� �� ��
++++ ++++ ++++ ++++ ++++
○●++ ○●++ ○●++ ○●++ ○●○+
+○●+ +○●+ ○○●+ ○○●+ ○○●+
++○● +●○● +●○● +●+● +●+●
++++ ++++ ++++ ++●+ ++●+
�,両�態で、�△�●と打って、白をキルと、両アタリになります。��で、上の白石を〇で守ると、�い如�黒は●と打って、下の◯を取ります。
�イ如�白が、◯を打つと、逆の攻勢をかけることができます。
ツケる、ハネる、ノビる
� ��◆ � �� �ぁ �
++++ ++++ ++++ ++++
++++ ++++ +○++ ++○+
++○+ +●○+ +●○+ +●○+
++++ ++++ ++++ ++++
�,両�態で、単独の◯の横に、�△里茲Δ�●を打つことを、ツケるといいます。
��のように、白が、◯を黒にツケて、斜めに打つことを、ハネるといいます。
�い里茲Δ法�白が、◯を自分の石にツケて打つことを、ノビるといいます。
ツナぐ
コウ (劫)
また、石の取り合いで、
位置Aに石を打って、位置Bの相手の石を取った時に、相手が位置Bに石を打ち、位置Aの石が取られてしまうというケースでは、
将棋の千日手のように、同じ形が繰り返してしまい、これを囲碁ではコウ (劫) と呼びます。
囲碁では、石Aが取られたあと、一度、別の所に石を打てば、その次以降の手番で、Aの位置に打つことができます。
++++++ ++++++
++○●++ ++○●++
+○A○●+ +○●B●+
++○●++ ++○●++
++++++ ++++++
オキ 相手陣の中に、単独で石を置くこと。
打ち込み
相手の陣の中に、深く入ること
74歳になって、また、囲碁の勉強を開始しました。これが、最後のチャンスだと思っています。
囲碁は、石を取るゲームなのか、石を埋めた数を競うゲームなのか、陣地の広さを競うゲームなのかがわからず、
囲碁の専門家や愛好家は、どう考えているのか、いぶかしく思ってきたのですが、
最近、横内猛さんの本を読んで、長年の疑問が、解消しつつあります。
すべての疑問が、解消するには、もう少し、試行錯誤が必要です。
大まかには、囲碁には、中国ルールと、日本ルールがあり、
中国ルールは、石を埋めていった数を競うのですが、
日本ルールは、陣地の広さを競います。
中国ルールでは、空き地があれば、どんどん石を埋めていくわけですが、
空き地が狭いと、石を打ち込んでいっても、結局は、失敗します。
そこで、日本ルールでは、相手の陣内の空き地を、無理やり攻めることをせず、
陣地として、認めます。
自分の陣の広さとは、そこに、あと、いくつ自分の石を埋めることができるかと
いうことでもあります。
さて、終局して、陣の広さを数えるときに、アゲハマの石は、相手の陣地に埋めますので、
盤上にある石の数は、黒と白、同数です。
陣地の広さとは、あといくつ自分の石を埋めることができるかですので、
陣地の広さを競うことと、埋めた石の数を競うこととは、ほぼ、等価ということになります。
まだ、日本ルールと、中国ルールの違いを、詳しくは理解していませんので、
もう少し勉強して、囲碁とはなんぞやという永年の疑問を解消したいと考えています。
ご意見等がありましたら、think0298(@マーク)ybb.ne.jp におよせいただければ、幸いです。
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