門田隆将 汝、ふたつの故国に殉ず (2016)

2022.08.05

 この本の解説は、すでに、本が好き! に投稿しました。

  https://www.honzuki.jp/book/247712/review/278272/

 西日本新聞に関連記事が掲載されました。2017年1月4日

 民衆弾圧「2・28事件」から70年 台湾の若者守った日本人 
 決起断念説得 自身は刑死 坂井徳章 慰霊祭や伝記
  
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/303298/


 台湾が、また、中国の脅威にさらされようとしています。

アメリカは、台湾を守ろうとしていますが、中国が、どこまでやるかは、予想できません。

ロシアは、ウクライナに侵攻しましたが、これは、陸続きだったからです。

台湾のような島国の場合、防御は可能なのでしょうか。

なりゆきを見守りたいと思います。

 

香 港や、台湾は、一国二制度のもと、中国に属していながら、より多くの自由を認めてもらってきました。

 香港は、1997年にイギリスから返還されたとき、50年間の一国二制度を認められましたが、

2020年に香港国家安全維持法が制定され、香港の自由は、大きく制限されることになりました。

 台湾は、1945年に日本から返還され、中華民国の蒋介石は、台湾省として統治を始めましたが、

蒋介石の統治に反発して、1947年に二二八事件が発生します。

国共内戦が激化し、1949年に中華人民共和国が建国され、蒋介石は、台湾に移り、

中華民国の首都を、台北とします。

中華民国は、国連常任理事国となり、米国と米華相互防衛条約を締結します。

 しかし、1971年に、米国のニクソン大統領は、中華人民共和国と、国交を結びます。

1971年に、中華人民共和国が、国連に加入し、蒋介石の中華民国は、国連を脱退します。

1978年に、小平は、台湾(中華民国)の現状を尊重すると述べ、

1982年に、小平は、「一国家二制度」という名称を用いました。

 台湾側は、この一国二制度を認めているわけではないようです。

 習近平政権は、次のステップとして、台湾の統治の強化に進もうとしています。

 蔡英文総統は、『文藝春秋』2021年9月号のインタビューで、以下のように述べています。

  https://bunshun.jp/articles/-/47678

「北京政府は台湾に対し、香港と同じ『一国二制度』による統一を呼び掛けました。

この制度が実現不可能であることは現在の香港によって証明されており、北京政府の言葉を信用するのは難しいです。

北京政府による『一国二制度』の提案は、絶対に受け入れられません。将来の選択肢にさえ入っていません」

「台湾の一貫した立場は、『圧力に屈服せず、支持を得ながらも暴走しない』というものです」

「民主主義、自由、人権は普遍的価値です。

私共は北京当局に、香港やウイグルの人々への弾圧をやめるように呼び掛けていきます。

日本も含めた民主主義陣営は、民主主義の価値を守るために今こそ団結すべきです」

 

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