糸井俊博 カラー版 マンガでわかる個人事業の始め方 (2015)

2020.6.3

 アマゾンで、関係書籍を検索しているときに、この本のKindle版が、198円で提供されているのを知り、購入しました。

個人事業を始めようとする人が知っておくべきことを、かなり詳しく説明してくれているので、

当面その計画のない私にとっても、結構ためになる社会知識を得る事ができました。

 糸井さんは、1972年生まれの、現役の税理士で、糸井会計事務所を開いていて、

TIANという起業家支援事業もすすめています。 https://tian.jp/

 マンガでは、独立開業コンサルタントの吉村大輔さんが登場しますが、わけあって休業中です。

レストランチェーンの渋谷店の店長だった松山さんと、ある会社でウェブ・デザイナーをしていた神田さんの

二人が独立して、個人事業者になろうとしていて、時々相談にのってあげるという形で、マンガは、進行します。

 「はじめに」で、糸井さんは、つぎのように語ります。

 日本の開業率は5%程度と、諸外国と比べてかなり低い水準にあります。

その理由としては、「起業後、収入が不安定になることに不安を感じる」

「失敗した際の救済制度がない」「安定的な雇用を求める意識が高い」などが挙げられます。

(中略)

 起業にリスクはつきもので、誰もが不安を感じるものです。しかし、

想定されるリスクを知り、自分が責任を負える範囲の中で挑戦すれば、

万が一、事業に失敗したとしても再チャレンジして復活することができます。

(中略)

 本書は、マンガで個人事業を始めるために必要な事を解説しており、誰でも簡単に内容を理解できるようになっています。

具体的には、個人事業の基本から、事業計画の立て方、開業準備・経理・税務のやり方などの基礎知識をひと通りまとめています。

上手に事業運営するためのコツやリスクへの対処方法も満載です。

 

 

 

     

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