DTMコンサート・スクエア |
2011.1.30 更新2020.8.12
BGMとしてではなく、「これってCD?」と言われるくらいの表現を目標としてDTMを使用しておられる 橘 和実 さんのホームページです。
http://presto3ok.moo.jp/f.html
橘さんは、DTMソフトは、シンガーソングライター(SSW)、ソフト音源は、GigaStudioを使用しておられます。
HOW TO DTMというページに、DTMミニ講座があり、非常に詳細で、役立つ内容に満ちていて、おすすめです。
第1章 ピアノ の 1-1 編集では能率重視 の テンポ・チェンジ のところに、
「私が使用中のソフト(SSW)は、イベント・リストの画面を除き、変化させたい位置の音符を
確認しながら(上方でダブル・クリックする)数値入力できるので、重宝します。
ドラッグして移動もできます。
こうすると、修正がわかりやすいのと、最小限のデータで高い効果が得られます。
それに常に表示しておけるので、この便利さ故にほかの有名ソフトに乗り換えられません。
どんな方法でも、自分のアタマで鳴っている音楽のテンポの変化を拍ごとに冷静にモニター
していかないといけません。
指揮者としてオケの諸君にテンポの変化を説明するつもりで!」
と、書かれています。
演奏は漫然と聴くのではなく、テンポに注意して聴くことにより、理解が深まると思いますが、DTMでMIDIデータにテンポを指定するに、SSWが使いやすく、「便利さ故にほかの有名ソフトに乗り換えられません」とあり、私も、SSWを購入することとした次第です。
上に引用した分の少し前に、
「キーボードでテンポを叩き(タップ・テンポ)、その1拍ごとの数値を
テンポ・トラックに取り込んで編集するやり方もあります。
リアルタイム入力のように、途中からパンチ・イン録音で修正ができれば
なお結構ですね。
タップ・テンポの数値だけを文字列に書き出す(長い曲はそれなりに大変
なので数小節分で良い)ユーティリティ・ソフトがあれば随分楽になるので、
どなたか作っていただけないでしょうか。」
という件があります。昔の名演奏のオーディオデータに、MIDIデータの演奏を付け加えたいときなどに、このような作業が必要になります。いま、CUBASEを使って、タップ・テンポの入力の練習をしているところですが、上達したあかつきには、タップ・テンポのMIDI録音データから、MIDIチャンネルを作成するソフトを作成してみようと考えています。
橘さんには、音楽之友社から出版した「母と子に贈るピアノの本 音楽で頭も鍛えて2倍の楽しみ」という本があり、教育的示唆に富んだ内容なので、改めて、別の場所でとりあけたいと思ってますが、ここでは、テンポについて、とりあげます。
第5章 確実な基礎作りから の まず最初が テンポを自覚して弾くには であり、113頁から117頁にかけて説明があります。
テンポを自覚するためには、メトロノームの目盛りを80〜100位にして、二拍子で鳴らせて、左手、右手で、交互にヒザ打ちを3分くらい続けると、合わなくて、大きくくずれる状態になる。集中力が緩んだからであり、慣れるまで、努力が必要です。
メトロノームは、音楽性を失わせるので、使わないようにといわれたこともあるが、現実に、ジャズ(正確なテンポで演奏される)とクラシックの両方を手掛ける人のなかにもすばらしい演奏を聴かせてくれる人が大勢いるので、イン・テンポを練習したから、歌えなくなるのではない。
曲を、はじめからおわりまで、メトロノームに合わせて弾くようなことをしては駄目だが、メトロノームを利用する二つ目の目的として、練習の段階で、立ち往生しないで、次々に処理をする、頭のスピードを上げることに役立てて下さい。
というような内容です。
作品は、Large Hall と Small Hall に分けられて、登録されています。
最近は、Large Hall への登録は、希になってきましたが、Small Hall には、着実に登録されています。
登録情報は、「DTMでクラシック」という掲示板に、アップされています。
https://6807.teacup.com/presto37/bbs
ご意見等がありましたら、think0298(@マーク)ybb.ne.jp におよせいただければ、幸いです。
ホームページアドレス: https://think0298.stars.ne.jp