ギターの練習 |
2011.7.23
● はじめに
ギターは、6弦あり、開放弦は、ミラレソシミと、調弦される。ミとラ、ラとレ、レとソまでは4度、ソからシは、3度で、シからミは、4度にもどる。
バイオリンは、ソレラミと調弦され、5度ずつあがっているのと比較して、何故なのかと考えてみた。バイオリンは、小さいので、左手の人差し指から小指が、ラシドレ、ミファソラ、シドレミと1音ずつ担当して、5度カバーできるのに対し、ギータは、大きいので、ファソラ、シドレ、ミファソと4度しかカバーできないというのが、一つの理由と思う。
4度ずつすすむと、第2弦はド、第1弦はファとなるはずだが、何故、シミなのだろうかとも考えてみた。たいていの教科書には、そんなことに一切ふれていないので、自分で考えるしかない。いまのところ、第2弦、第1弦は、人差し指が活躍しなければならないところなので、第2弦のシとド、第1弦のミファが、第1フレットの押す押さないですむからなのだろうと考えている。
● 音階
(1) 1オクターブ、開放弦を使う場合
ハ長調の音階は、ド=5弦の3フレット、レ=4弦の開放弦、ミ=4弦の2フレット、ファ=4弦の3フレット、ソ=3弦の開放弦、ラ=3弦の2フレット、シ=2弦の開放弦、ド=2弦の1フレット と弾く。
通常、タブ譜で表示されるが、webでは、いちいち画像を貼るのがめんどうなので、ここでは、
ド=5-3、レ=4-0、ミ=4-2、ファ=4-3、ソ=3-0、ラ=3-2、シ=2-0、ド=2-1
と表すことにする。この場合、1フレットは人差し指、2フレットは中指、3フレットは薬指、4フレットは小指、で押すのが通常である。
(2) 1オクターブ、開放弦を使わない場合
ド=5-3、レ=5-5、ミ=4-2、ファ=4-3、ソ=4-5、ラ=3-2、シ=3-4、ド=3-5
となり、この場合は、2フレットは人差し指、3フレットは中指、4フレットは薬指、5フレットは小指、で押すことになる。これは、第2ポジションと呼ばれる。
この運指を覚えると、移調での音階を弾くことができる。
(3) 2オクターブ、開放弦を使う場合
ミ=6-0、ファ=6-1、ソ=6-3、ラ=5-0、シ=5-2、ド=5-3、レ=4-0、ミ=4-2、ファ=4-3、ソ=3-0、ラ=3-2、シ=2-0、ド=2-1、レ=2-3、ミ=1-0、ファ=1-1、ソ=1-3、ラ=1-5、シ=1-7、ド=1-8
ラ=1-5、シ=1-7、ド=1-8 は、第5ポジションで、人差し指、薬指、小指となる。
● Cコード
ド=5-3、ミ=4-2、ソ=3-0、ド=2-1、ミ=1-0
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