DOMINOを使う

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2011.09.18 更新2023.01.29

● はじめに

 MIDI音楽の編集ソフト DOMINO は、作者の たかぼー さんのサイト、http://takabosoft.com/domino からダウンロードできるフリーウェアです。
2010/12/08に、Ver.1.41b が、リリースされました。
2020/09/12に、Ver.1.44   が、リリースされました。
付属の取扱説明書が、結構充実していてわかりやすいうえに、質問掲示板も、活発です。

 DOMONOは、MIDIシーケンサーとよばれる種類のMIDIデータを自動演奏させるソフトです。
MIDIデータの編集機能は有しますが、オーディオデータの編集や再生機能は有しません。

 音源定義ファイルを使用することにより、音源のコントロールを行うことができるのが特徴です。
音源定義ファイルの役割については、初心者になるための耳コピMIDI講座の 第2章 Domino解説編 の 環境設定 のページの MIDI-OUT のコーナーに、詳しい説明があります。

 DOMINOを初めて使う人のために、以下のDTM MAGAZINEの記事が詳しく使い方を説明しているので、参考になります。

● はじめてのMIDI打ち込み

DTM MAGAZINEという DVD付きの音楽月刊誌の、2010年1月号(通算187号)に、初心者大歓迎 はじめてのMIDI打ち込み という8頁ものの特集記事が掲載され、
DOMINOを使用して、ベートーベンの交響曲第九番第四楽章の歓喜の歌のバンド・アレンジバージョンの打ち込みを詳しく説明しています。
メロディ、コード、ベース、ドラムの4つのトラックから構成される。
付録のDVDには、記事で使用した課題曲、第九の「歓喜の歌」のファイルが収録されています。

DTM MAGAZINEの、2月号以降の号のDVDには、「付録 はじめてのMIDI打ち込み」というフォルダーに、「歓喜の歌」のファイルだけでなく、1月号の8頁の記事が、「はじめてのMIDI打ち込み.pdf」というファイルで添付されているので便利です。

● 初めてのMIDI体験

DTM MAGAZINEというDVD付きの音楽月刊誌の、2010年11月号(通算197号)に、MIDIの教則という17頁ものの特集記事が掲載され、DOMINOを使用して、ドラム、ベース、ピアノ、ギター、ストリングス、メロディーという編成の曲の打ち込みを詳しく説明しています。

DVD MAGAZINEの、12月号以降の号のDVDには、「付録 MIDI打ち込み入門」というフォルダーに、サンプルデータだけでなく、11月号の17頁の記事が、「初めてのMIDI体験.pdf」というファイルで添付されているので便利です。

Step 1. ドラムは、ベロシティを付けて打ち込む

Step 2. ベースにベントをかける

Step 3. ペダルでピアノらしい響きを

Step 4. ギターの鳴りをStepで調整

Step. 5 ストリングスはエクスプレツションを付ける

Step 6. モジュレーションでメロディを彩る

● 初心者になるための耳コピMIDI講座

http://mimikopi.nomaki.jp/midi/index.html

 耳コピ もしくは 耳コピー とは、演奏を耳で聴いただけで、コピーして演奏することですが、MIDIにおいては、MIDIデータとして打ち込み、すべてのパートを完成させて、MIDIシークエンサーで演奏するという膨大な作業を意味します。

 この耳コピMIDI講座では、DOMINOを使用して、耳コピ作業を解説しているので、DOMINIの詳細な使い方の解説編となっています。

● DTM超初心者講座

 DTM超初心者講座という、親切で詳しいホームページがあります。
第3章 打ち込みしてみよう から、Dominoを使った実習が始まります。

●Dominoその1導入と初期設定

 Dominoを立ち上げ、ファイル→環境設定で、MIDI-OUTを設定したあと、表示メニューで、トラックセレクトペインを表示し、PortA Ch01を選択する。

●Dominoその2 音符の打ち込み方

 ピアノロールの1小節目は、初期設定のSetupに使われているので、2小節目から音符を入力する。

 鉛筆ツールで、ドレミファミレド ミファソラソファミ ド ド ド ド  と、4分音符で、かえるのうた を入力する。

 Gateの値を240にして、8分音符で、ドドレレミミファファと入力し、480に戻して、ミレドと入力する。

●Dominoその3 ドラムを打ち込む

 ドラムは、チャンネル10に入力する。バスドラム、スネアドラムを入力する。

 

2019.3.2 更新2023.01.29

 久しぶりに、DOMINOを使いました。ピアノを練習することになり、その教材を打ち込んだのです。

曲はテネシーワルツで、3/4拍子です。

 

Dominoのバージョンは、2013/11/21 リリースの1.42 になっていましたので、ダウンロードしました。

 DOMINOを立ち上げて、まず、環境設定 で、

ポートAの MIDI OUT デバイスを USB接続した電子ピアノ (私の場合はCASIP USB-MIDI)

      音源(音源定義ファィイル) を、GSm(Microsoft GS Wavetable SW Synth)

と設定しました。こうすると、第一小節が 1/8 拍子 になり、第二小節に Start のマークがつきます。

 音源定義ファイルは、、その音源の持つ音色名や、各種設定方法を定義するもので、

すでに作成された音源定義ファイルのリストが、以下のサイトにあります。

  Domini 音源定義ファイル集  https://takabosoft.com/domino/module    

 久しぶりに覗いてみると、カシオのLKシリーズの音源定義ファイルが、作成されていました。

 残念ながら、今現在は、KORGの microARRANGER を使用していますので、

機会を見て、microARRANGER 用の 音源定義ファイルを作成してみようと考えています。 

 

カレント・トラックの プルダウンメニューで、Conductor を選ぶと、

イベントリスト ペインに、第一小節と、第二小節の Tempo, Mark, 拍子 が表示されます。

 第二小節の拍子 4/4 をダブルクリックして、拍子イベントのプロパティ・ウィンドウを開き、拍子を 3/4 とします。

 

 カシオの光キーボードの場合は、左手をトラック3、右手をトラック4に入力すると、

キーボードが光るだけでなく、練習用に、左手と右手の オン、オフができるのですが、

左手と右手を別のトラックに入力するのは、入力が大変なので、

トラック3に、両方の音符を入力することにしました。

 

カレント・トラックの プルダウンメニューで、A3 を選びます。

プルダウンメニューの右隣の トラックのプロパティで、トラック名のところに、メロディ と書いておくと、

プルダウンメニューで、どのトラックに 記入されているのかが分かります。

 あとは、音符を入力して、テネーワルツ.dms を作成し、SMF書き出しで、midiファイルを作成しました。

 midiファイルを、ダブルクリックしても、電子ピアノが演奏してくれます。

 この演奏をたよりに、6月6日の本番を目標として、ピアノの練習に励むことにします。

 

ご意見等がありましたら、think0298(@マーク)ybb.ne.jp におよせいただければ、幸いです。

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